A Perfect Family

わからない。でも、わかりたい。

2026.05.20 - 05.24 北とぴあペガサスホール

Introduction

海の近くの町で育った。
海は雄大だとよく言われるけど、うちの海にはぼこぼこ島があって、だからわたしにとっての海はちょっと狭い。
みんな人は良くて、いい感じにデリカシーがなくて、大きい声でよく笑ってた。
お父さんは優しくて、お母さんは明るくて、叔父さんの食堂のごはんはうまい。
小学校は楽しかった。中学校も楽しかった。高校くらいでわかった
誰にも言えないから、町を脱出した。
誰かに言えば良かったかな。
海に叫べば良かったかな。
何も知らない故郷が、実家が、心配そうにわたしを見ている。

A Perfect Family

あ ぱーふぇくと ふぁみりー

脚本=米内山陽子(チタキヨ) 演出=須貝英

出演=小林 千里 / 山本 沙羅(演劇集団キャラメルボックス) / 山本 佳希 / ザンヨウコ / 畑中 智行(演劇集団キャラメルボックス) / 木村 玲衣(演劇集団キャラメルボックス) / 池岡 亮介

Story

東京で働く30歳の娘・瑠美に、広島の実家から突然持ち上がるお見合い話。
空回りする母、押しの強い叔父、なぜか巻き込まれる父。
そして瑠美の友人の差配で立案された彼氏(仮)。
娘の幸せを巡って、家族の団欒は変貌する。
飛び交う偏見と本音、止まらないお節介。
わからない。でも、わかりたい。
理想の家族を考える、非ロマンティックコメディ。

わからない。でも、わかりたい。

トリガーアラート

本作は、フラッシュバックにつながる・ショックを受ける懸念のあるシーンが含まれます。観劇前にご確認ください。

アロマンティック・アセクシュアル当事者、年の差結婚、女性に向けた差別/偏見のある表現・台詞が含まれます

上演時間

上演時間は100分前後を予定しております。正確な上演時間が決定次第、SNSやHPでお知らせいたします。

SCHEDULE

2026.05.20 - 05.24

5/20(水)19:30 / 5/21(木) 14:30 / 5/22(金)19:30収 / 5/23(土) 12:30 16:30 / 5/24(日) 12:30 16:30

※受付開始は開演の45分前、客席開場は開演の30分前です。 ※収=収録用のカメラが入ります。前方のお客様は配信に映り込む可能性がございます。ご了承いただきますようお願いいたします。

VENUE

北とぴあ ペガサスホール

東京都北区王子1-11-1 北とぴあ15階

アクセス

  • JR京浜東北線 王子駅 北口 徒歩 2分
  • 東京メトロ南北線 王子駅 5番出口 直結
  • 都電荒川線 王子駅前 徒歩 5分

Google Map

TICKET

全席指定・座席選択可・税込

一 般
6,000
U-25(25歳以下)
4,000
※ご入場時に年齢の分かる証明書をご提示ください。
当日券
6,300
果報応援
チケット
12,000

果報プロデュースでは、今後、
・継続的に活動していくこと
・動員と上演回数を増やすこと
・東京以外の土地で公演を上演すること
を目下の目標に、活動してまいります。

果報プロデュースの活動を応援してくださるお客様のお力をぜひお貸しください。
ささやかながらチケットの他にお礼の品をご用意いたしました。

【御礼品】※どちらも非売品です

  • キャスト集合写真
  • 果報オリジナルトートバッグ
    (写真はイメージです)

プレイガイド

2026年4月4日(土)12時 発売開始

こりっち

  • 別途決済手数料が発生します。
  • 未就学児童のご入場はご遠慮願います。
  • 車いすでご来場のお客様は、チケットご購入前にお問い合わせ先までご連絡ください。
  • 開演時間を過ぎてご来場された場合、指定のお席にご案内できない可能性がございます。

北区民割引

5,400
  • 東京都北区にお住まいの方は、割引価格でお求めいただけます。取り扱いは、ほくとぴあチケットオンライン(WEB/要事前登録)または、北とぴあ1階チケット売場(窓口で免許証・保険証等を要提示)のみ。割引での購入はWEB・窓口あわせてお一人様4枚まで。

ほくとぴあチケットオンライン

予約

北とぴあ1階チケット売場
(窓口のみ/10:00~20:00)

※臨時休館日10:00~18:00、全館休館日は休業

台本貸し出しサービス(無料)

耳が聞こえない・聞こえにくいお客様に向けて、事前台本貸し出しサービスを行います。
5/10を目途に、台本をご郵送させていただきます。
チケットご予約後に、メールにて、お名前・お電話番号・台本お届け先ご住所をお送りください。
本サービスは障害者手帳をお持ちでないお客様もご利用いただけます。
宛先:kahouproduce@gmail.com

恐れ入りますが、観劇日に劇場受付にて台本をご返却いただきますよう、ご協力よろしくお願いいたします。

CAST

  • 佳菜子 - 母

    小林千里

    1962年岐阜県出身。1985年転形劇場入団。解散後、演劇集団Uフィールドに旗揚げから参加し、主に舞台を中心に活動。2015年より映像分野にも進出。最近の出演作は、映画「おーい、応為」(大森立嗣監督)、舞台「通る夜・樽水家の場合」(劇団芝居屋)、TV「ラムネモンキー」(CX)等。

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  • 瑠美 - 娘

    山本沙羅(演劇集団キャラメルボックス)

    1994年東京都北区出身。大学卒業後、銀行勤めを経て2018年に、演劇集団キャラメルボックスに入団。2019年より、個人演劇企画「果報プロデュース」を旗揚げし、俳優、プロデューサー、演出助手として活動する。近年の出演作は、演劇集団キャラメルボックス『さよならノーチラス号』、WHO’S TERRACE×BOO WHO WOOL 舞台『終わらない歌』、演劇集団Z-Lion『a Novel 文書くshow』など。

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  • 晴彦 - 父

    山本佳希(MeiMei)

    1965年神戸市出身
    慶應義塾大学在学中にパノラマ歓喜団を旗揚げ。卒業の年にハラホロシャングリラを旗揚げ。20代はコントユニット、バラライカとしても活動。ハラホロシャングリラ活動休止以降も積極的に客演やら自身のプロデュース公演を手がける等、演劇活動に力を入れている。

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  • 苑子 - 祖母(故人)

    ザンヨウコ

    1973年千葉県木更津市出身。1998年に劇団「危婦人」の旗揚げに参加。2014年の退団までほぼ全作品に出演。近年の主な出演作品は、【舞台】ムビ✕ステ「死神遣いの事件帖 終(ファイナル)」(25)、悪童会議「見よ、飛行機の高く飛べるを」(25)、梅棒「シャッター・ガイ」(24)、serial number「アンネの日」(24)、「銭天堂」(23)、iaku「フタマツヅキ」(21)、「ロミオとロザライン」(21)、など。

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  • 宏隆 - 母の弟

    畑中智行(演劇集団キャラメルボックス)

    1978年奈良県奈良市生まれ。ENBUゼミナール卒業後、2000年に演劇集団キャラメルボックスに入団。近年は俳優業と平行して、舞台演出や演技講師も行っている。近年の出演作は、日本の劇団『その鉄塔に男たちはいるという』、TBS主催公演『賢治島探検記2026』など。

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  • 歌織 - 娘の友人/志歩 - 宏隆の妻

    木村玲衣(演劇集団キャラメルボックス)

    1993年埼玉県川越市出身。2013年に演劇集団キャラメルボックスに入団。主な出演作品は『時をかける少女』『スロウハイツの神様』『エンジェルボール』など。外部出演としては、TBS主催『賢治島探検記』、かわいいコンビニ店員飯田さん『僕をみつけて』、NAPPOS PRODUCE舞台『かがみの孤城』など。

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  • 結人 - 娘の恋人(仮)

    池岡亮介

    1993年愛知県出身。主な出演に、舞台『夜明けの寄り鯨』(演出:大澤遊)、『サンソンールイ16世の首を刎ねた男ー』(演出:白井晃)、『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年~』(演出:日澤雄介)、『白衛軍The White Guard』(演出:上村聡史)、タカハ劇団『帰還の虹』(脚本・演出:高羽彩)、『シッダールタ』(演出:白井晃)など。

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STAFF

  • 脚本

    米内山陽子(チタキヨ)

    広島県出身。脚本家・舞台手話通訳。
    代表作は夜ドラ「ひらやすみ」(脚本)、TVアニメ「パリピ孔明」(シリーズ構成)、「ウマ娘―プリティーダービーSeason1,2」(脚本)、「スキップとローファー」(脚本)、「ゆびさきと恋々」(シリーズ構成) アニメ映画「劇場版プロジェクトセカイー壊れたセカイと歌えないミクー」 実写映画「思い、思われ、ふり、ふられ」など。 ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」ではCODA考証・手話指導を担当。

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  • 演出

    須貝英

    脚本家・演出家・俳優。
    脚本を担当した映画『カラオケの夜』が門真国際映画祭2019映画部門最優秀作品賞受賞。2024年に新国立劇場で上演された『デカローグⅠ〜Ⅹ』全10作の上演台本、NYで上演された新作ミュージカル『Irreplaceable, A New Musical』(ダイジェスト版)の脚本など、国内外で精力的に活動中。2026年1月〜3月には上演台本を務める『ピグマリオン』が全国各地で上演。

    • WEB
  • 照明

    富山貴之

    大学在学中に舞台照明を学び卒業後フリーランスとして活動。2021年日本照明家協会賞新人賞受賞。玉川大学芸術学部演劇舞踊学科非常勤講師。日本大学芸術学部演劇学科非常勤講師。

  • 音響

    大久保友紀

    株式会社ステージオフィス所属。⼩劇場やプロデュース公演などのオペレート、プランを⼿掛ける。近年の参加作品に 明治座「また本⽇も休診」(25・⽥村孝裕演出)CHAiroiPLIN「RARE」(25)丸福ボンバーズ「twinroom」(25)など。

  • 演出助手

    (ジェシカ)(劇団フィータル)

    看護師で劇作家。現場の声を大切にしながら痛烈な叫びをシュールで軽やかに描く。
    劇団フィータル主宰。
    代表作2025「脈〜MYAKU〜」作・演出

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  • 舞台監督

    水澤桃花(箱馬研究所)

    学生演劇を経てフリーランスで舞台監督を始める。主に東京の小劇場で活動中。若手の活発な劇団を多く受け持つ。主な団体はguizillen、NICE STALKER、南極、猿博打など。

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  • 舞台美術

    鬼木美佳(Oni.S.A.)

    舞台美術家。桜美林大学卒業。無隣館3期生。抽象的な概念をいかに形にするかを追求し、作品に寄り添う美術製作を志している。舞台美術のみならずアートやデザイン制作も行い、年1回の展覧会開催や転転飯店のグッズ制作など活動は多岐にわたる。

    • WEB
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    • Instagram
  • 衣裳

    熊谷有芳

    俳優・衣装。アガリスクエンターテイメント所属。主な出演作に『SHINE SHOW!』『逃奔政走』など。『わが家の最終的解決』門真国際映画祭(2021年)舞台映像部門にて優秀主演女優賞を獲得。衣装としては、あやめ十八番 音楽劇『金鶏 二番花』草創記『金鶏 一番花』、フラミンゴ『不透明人間あらわる』など、劇団外にもフィールドを広げている。

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    • Instagram
  • 方言指導

    金川周平(東京オレンジ)

    俳優・劇団東京オレンジ所属
    広島県福山市出身
    ストレートプレイ、即興、コント、リーディングと舞台を中心に活動中。昨年からイマーシブシアターにも活躍の場を広げる。

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  • 方言指導

    金子侑加(あやめ十八番)

    あやめ十八番所属。女優・プロデューサー。
    近年の主な出演作は、あやめ十八番『金鶏 一番花』『金鶏 二番花』、こりっちプロデュース『あたらしいエクスプロージョン』など

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  • アロマンティック・
    アセクシュアル考証

    今徳はる香

    NPO法人にじいろ学校代表理事/AsLoopメンバー
    NPO法人にじいろ学校 HP:(https://www.nijikou.com) AsLoop HP:(https://asloop.jimdofree.com)

  • 宣伝美術・WEB

    立花和政(デザイン太陽と雲)

    兵庫県尼崎生まれ。自身で演劇ユニットをしていた頃にデザインをはじめる。ブランディングファーム・総合広告代理店などでコミュニケーション領域のコンセプトメイク・ディレクションに従事しながら、宣伝美術のデザイン太陽と雲として活動。印刷・文字・引力に目を光らせています。

    • Instagram
  • 宣伝写真

    久富健太郎

    フォトグラファー

    • Instagram
    • WEB
  • WEBコーディング

    阿波屋鮎美(ブラン・ニュー・トーン)

    フロントエンドエンジニア

    • WEB
  • 稽古場写真・舞台写真

    中尾彩絵(演劇集団キャラメルボックス)

    演劇集団キャラメルボックスの俳優。稽古場とお客様のお家を繋げたいという思いから、稽古場や舞台写真の撮影を始めました。劇場を訪れるまでの毎日が、もっと楽しみになるお手伝いができたら嬉しいです。

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    • Instagram
  • 制作

    こめぱん倶楽部

    東京都内を中心に活動中。演劇ほか舞台作品やイベントの制作、当日運営、票券などを担当。
    倶楽部員みんなでの活動はもちろん、個々人でも劇場規模を問わず様々な作品に参加したり、広報物作成や映像編集を担当したりと、精力的に活動している。
    名前の由来は、部員の大好物な炭水化物から。

  • 主催・企画・製作

    果報プロデュース

  • 共催

    (公財)北区文化振興財団(舞台芸術創造支援事業)

  • 協力

    イマジネイション
    演劇集団キャラメルボックス
    ケイエムシネマ企画
    ナッポスユナイテッド
    ワタナベエンターテインメント
    MeiMei

なぜ、この演劇を作ろうと思ったのか

セクシュアルマイノリティの方の交流会を見学させていただいた時のことです。

私の近くに、年齢は私と同じくらいの女性がいました。
彼女は終始、とても緊張しているように見えました。

参加者が車座になり、一人ひとりが、自分のセクシュアリティを自認したときのことや、いま抱えている悩みを話していきます。
ほかの参加者の話を聞きながら、彼女が下を向き、小さく震えているのがわかりました。
緊張しているのか、それとも苦しくなってしまったのか——私は気になっていました。

やがて、彼女の番が回ってきました。
彼女は目に涙をいっぱいに浮かべながら、今朝、この交流会のために長野県から来たことを話しはじめました。

そして、ぽつりぽつりと、言葉を噛みしめるように、こう言いました。
「私だけだと思っていた。私と同じことを思っている人が、地元から出たらこんなにいることがわかって、嬉しいです」

——この演劇をいつか、日本各地で上演できるように。彼女のような人に届くように。
まずは東京での初演、その第一歩を、どうか見届けに来てください。

果報プロデュース主宰

山本沙羅

問い合わせ